105.時代の流れにあがきながらも精神の巨人を目指す
2021年04月12日
つい先日、10時のお茶をご馳走になる際に、
「稲妻さんはいつもみんな一緒に荷物持ちについてきて来てくれて偉いよね、うちなんか誰もついて来ないよ。金出す人が自分でコンビニ行って金払わない奴の分まで買って来てあげる。なんかおかしいよね」
はいはい私もよーくわかります(笑)
一理はあるんですよね、昭和世代くらいまでなら。。(苦笑)
しかし、時は令和。
今や部下を買い物に使えば「パワハラ」と言われてしまう時代なんです。
行って帰って休憩時間取られる位ならジュース要らないという人間なんかも想定外に多い。
一応私には時代に則した「最先端組織の在り方」を模索していく意志があります。
今の時代ジュース買ってもらえるからって、荷物持ちにちゃんとついて来てくれる若い子なんて、逆にめづらしいくらいかも知れない。
10時15時のお茶出しに関して言えば、
「いつも頑張ってくれてるからという感謝の気持ちから出ているもので、勝手にしたくてしている訳だから気を使ってわざわざついてこなくたって構わない」
昭和世代には大変切ないですが(笑)
ほんとに令和の零細企業で上に立つものはこれくらいの精神的な巨世界を(笑)持っていないとうまくやっていけないです(笑)!
前述の彼は最後まで「それおかしい絶対納得がいかない」と言っていたが、もちろん間違いではない。
ただ時代は進んでいるということです。
価値観は多様、変容し、新人類達、ゆとり、さとり世代で一杯です。
礼儀とか義理とか建前とか筋とか約束とか常識とか
そもそも全く感覚にすらそれがない現代社会。
意固地になって「昭和脳」をぶちかました所で、融合することはあまりなくぶつかるだけ。
これから先、時代が昭和に戻ることなんてまずあり得ないし、
昭和の良さでもあるその「力み」は、時代とともに自然な形で淘汰されてゆく流れになってゆくのだと思います。
私の今ある存在価値、規模感では特にですが、
現実を受け入れて前に進んでいくしか、昭和脳と新人類世代がうまく共存していく道は開かれないのではないかと考えています。
そんなジェネレーションギャップすらも飲み込み我が物にして、滞らず、停滞しない「精神の巨人」を目指してゆきたい。
ぶつかりの多くは、
「なめてる」
という自分のちっちゃな自尊心を守りたいという所から生まれているので、
自分が
「こんなん気にしない、滞らない」
って常日頃思うように習慣付けてればぶつかることなく
組織は動き続けるし
組織が機能し続ければ、
きちんと売上は生まれ続ける、やっていける。
自分のちっちゃな自尊心を守ったが為に、
人が離れてゆき
組織は崩壊するなんて馬鹿らしいですよね。
つまり、個人感情とビジネスはやっぱりきちんと分けていなければいけないんだと思います。
事実そんな偉い訳でもないし。
本当に自分が偉大であれば、
また、好いてもらっていれば、
世代が違くても聞き耳を立て、寄り添って来てくれる。
昭和世代の皆様、その境地に至るまでともに頑張り続けましょう。