133.『飲み物が必ず少し残ってる人』
2023年07月07日
よくペットボトルとかでも必ずちょびっと無意識に残ってしまう人がいますよね(笑)?
よく奥さんが旦那の嫌いな所で指摘してるアレです(笑)
でもアレって、
実は自分の先祖への御供え物、敬い、リスペクトという捉え方があるそうなんです(笑)
おもしろいですよね。
なんかそういう発想って大事ですよね。私は好きです。
もう削除されてしまいましたが、
以前ユーチューブにドキュメンタリー『サメ漁一代』みたいのがあって、
それではサメの事を愛をもって「ワニ」と呼ぶんですが、
働くことの根本は何かを考えさせられる物凄く良い作品でした。
サメの身は全然安価でしか売れないので、
周りのサメ漁師達はみんな他の漁に乗り換えたのに、
自分は70を過ぎ病院通いでもう漁はやめなさいと医者からも息子からも言われているし、ほんとに食べていくだけで精一杯だが、
サメとの格闘が忘れられなくて、サメがかかる迄の船上での仲間との酒盛りが楽しみで、そして何よりワニの顔見たさに、
サメ漁師をやめられないサメ一本義漁師を特集したものでした。
その親父がサメ漁に出てスポットに到着してまず必ずやることが、
海の神様に
「ガン(打音)!ガン!ガン!ガン!海神様ぁー今日は何本を釣らして下せえ。おねげーしますだ。おねげーします。ガンガン!」と
船のフチを船梶でガンガン叩いて喚いて験を担ぐんです。
江戸鳶でいう木遣り歌(労働歌)みたいな何とも神聖な雰囲気があり、
そして70代のじいさんが海の神様に真面目に畏怖とともにお願いしてる精神性がなんかすごく心地良くて、
私も足場神様みたいの作って、朝イチ感謝と安全と豊作を祈る儀式をタイトにやるみたいな精神性がこの足場職人の人間教育にも必要なんじゃないかって思ってます。
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