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153.『大人気喧嘩大会の功罪』

 2025年08月28日



誰でもオーディションに通れば参加できる大人気喧嘩大会。

本番よりもむしろ試合前乱闘の方が目玉になってしまい、

話してるそばから次々乱闘が始まり、

それを浅ましくも賤しく待っているリスナーと運営がいる。

こんなのが流行れば、影響を受けやすいティーンエイジャーや教育を放棄した若者達は、手を出していいんだ先手必勝やられる前にやろうと理性のハードルは自然に下がり暴徒化してうじゃうじゃ出て来てしまうだろうなと感覚で捉えていた。

そして正にその影響が色濃く噴出した、某インフルエンサーへの天神町祭りでの催涙スプレー騒動。

プライベートで全く何の繋がりもない若者から突然喧嘩を売られて逆恨みか悪ノリかいきなり催涙スプレーをかけられるとか。。(苦笑)

昆虫だって無駄に触らなきゃ毒液出さないぜ?



有名税とはいうものの。。



生物界のエリートであり頂点である我々人間が、

こんな昆虫以下の

ウイルスのレベルに成り下がっているのだ。



私の知る限り、ブラジル、メキシコ、アメリカの一定の地域の教育水準が満たない少年ギャングなどなら多少わかるが、

日本のヤクザだって大義名分なければいきなり刺したり撃ったりしない。

良い文化が新しく入って来て模倣されるのならば良いが、

こんな悪習を

奥ゆかしさがひとつの美徳である我々日本人が

自発的に発生させているのが何とも悲しい。

日本の残してゆくべき奥ゆかしい情緒、侘び錆び文化が崩壊に向かっていく。。



日本の風格

日本の風情

日本の情緒

日本の威厳

日本の道徳

日本の敬意

武士の情け。。。



同じ喧嘩大会で話は飛んで別視点、

地元で伝説として尊ばれているレジェンド達が次々と運営に乗せられそそのかされてその喧嘩大会で

「無駄に」古皮をひっ剥がされて、

過去の人に成り下がってゆく。

そもそも己を省みず野心むき出しで出るレジェンド達も悪い。

確かに人生一度きりだ(笑)好きにすりゃいい。。



だがしかし。。

「伝説」って実は単に自分だけのものではなくて、

誰かにとっての「救い」や「誇り」や「安心」だったりもしてるんだと

今日はこの視点を伝えてみたかった。

もちろん

常に守りに入らず急転直下のリスクを背負って闘う背中を魅せたい欲もあるんだろうが。。

「レジェンド」とまで呼ばれる人間が

自分個人の欲望のまま、自分個人の渇望のままだけに行動して超現実ばかり見せつけるのでは賢明とは言わないよなって。



浪漫と幻想があまりにも次々と打ち砕かれて壊されて



運営と他責の傍観者に

己の物語とアイデンティティとバックボーンを「消費」され「利用」され「利益」に「転化」されていくばかりにも関わらず、

人間の本能に埋め込まれた「好奇心」と「欲望」に

ダイレクト鷲掴みで

ビジネス戦略的に訴えかけ

「共依存」に持ち込んでくるその喧嘩大会。。



超現実だけを次々と突きつけてくる。



そんな超現実時代が今なんだなあ。。



哀愁も甘美も夢も希望もあったもんじゃない。



サバサバした結果ばかりの立て続けで、

情緒もへったくれもないロマンチックを感じない超合理だらけの世の中に警鐘を鳴らしたい。



お金になれば正義なのか?

有名に成れれば正義なのか?

超現実を知ることだけが進化や成長か?



選りすぐり究極の生き残り伝説だけに価値があり、

巷のヒーロー地元のヒーローレベルの普通の伝説なんかどんどん潰してしまえば良いのか?

ちょっと面白い小ネタとしてワクワクしたら駄目なのか(笑)?

まさに今現在私の周りでも、とあるふたりのレジェンドがお互いをアイツは嘘つきだと罵り合いしてるが、

私にとってはふたりともレジェンドであり、ふたりとも嘘つきだ。

超現実なんてそこまで求めてない。

どちらもある視点からみたらレジェンドであることは間違い無いんだから。



人生はそんな浅くも狭くもない。

カオスこそ人生。

非合理こそ人間。

少しは泳がせろよ(笑)

そんな超現実ばっか見せられてもつまんねーだけだからよ。



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