㉙さあ今の日本にお金の早期義務教育を!
2019年06月18日
おこんにちわ
みなさん
稲です
ども(笑)
今回は建築3大悪と言われる
「遅刻」「不払い」「暴力」
の
「不払い」
をテーマに建築業界のお金事情について話を広げてみたいと思います。
私が中学の頃なんかは、
グレた奴なんかが、学校休んでこっそり知り合いのツテで鳶仕事手伝って、30万くらい稼いで来て学校で自慢するなんて、ある意味夢があるお話もありました。
でも、中学卒業して建築やって、親方になって、すごい稼いでいる噂が地元であがったと思ったら、社長がお金を払わず飛んじゃってさ(笑)なんて話もよく聞きました。
昔から、そして今現在でも、
とにかくお金の支払いに関しての胡散臭い話が絶えないのがこの建築業界なんです(困)
私が若い頃の話ですが、
別の建築仕事をしてた時、彼女がいきなり朝になって
「今日も仕事いくなら別れる!」
なんて
仕事と私とどっちが大事なのみたいな若気の至り発言を致しましてですね(笑)
すっげーダサいんですが(笑)
あたくし
「そ、そんなのお前に決まっているだろう!」
とすぐに抱きしめてしまってですね。。(笑)
人生初の無断欠勤をそこでしてしまうという。。
どうにも気まず過ぎて
「これ以上の迷惑はかけられませんので」
とその日のうちに辞表を出したら、給料日にひと月分丸々振り込んでもらえなかったなんて事もありました(笑)
今からしてみると、それはそれできちんとやった分はもらえたんですね。。
つくづく無知無学は損をします(笑)
まだまだピュアハート全開の小人(ことな)の頃の私なんて、悪い奴がザクザク多い建築の大人達からするといいカモですから、そこを奴らはめざとく突いてきます。
※注1
(ことなは私の造語)
今こうして私が経営者になってからだって、さんざんくらってきてます(笑)
元請けからの
未払い、不払い、支払い遅延を。。(怒)
まあそんな中でも、
入金日の15時までに入金できなくて、深夜1時に地方から車で都内の私の事務所まで汚れた作業着そのまんまの姿で
「すみませんでした」
と現金を手渡しに来る人もいましたね稀に。
しかしながらやっぱり、
「この日必ず、必ずお支払いできます!」
と約束するくせに、結果、十何回も引き延ばし続けて今なお1円も払ってない奴や、
自分都合では私が出るまで鬼電してくるのに、私が
「お金が入ってないんですけど?」
という意図の電話をすると、内容を悟っているのか決して電話に出ないし折り返しもしてこないなんてクズ野郎が後を断ちません。
それとはまたちょっと違いますが、
「社長。。本当にすみません。。あともう少しだけ待って頂くことはできませんでしょうか?すみません、本当にすみません。ご迷惑おかけして本当に大変申し訳ございません」
と、
初めて話した時のオラオラ感からは全く想像できない程、
支払いを延期するうちに日に日にその声はか細くなってゆき、
連絡が途絶え、
とことん調べたら亡くなっていた。。
なんて事もありました。
「文は人なり」という言葉がありますが、
ほんと「お金も人なり」
なのかなぁと。。
距離も時間も関係なく、着の身着のまま何としてでもその日のうちに支払おうとする誠意のある人がいれば、
全く何の罪も感じないのか、その場しのぎで相手を安心させては、支払いを引き延ばし続けるふてえ奴もいる。
そして、罪を感じすぎて。。
一線を越えてしまう人もいる。
「建築業界」ってなんだろう。。
「お金」ってなんだろう。。
生々しい人間が特に多いこの建築業界では、お金が本質的に発する特有の魔力や妖力が、その建築の人間属性と相まって、より混沌化し、制御できず、にじみ出して来てしまっている気がします。
私は少し前から日本人て、
「お金」に関しての教育が他の先進国よりわりと遅れているんじゃないかと感じていました。
アメリカなんかだと中学になる頃には投資の勉強を教え始めるなんて聞いたことがあります。
もし事実なら、日本とは大分違いますね(笑)
人間として社会生活を送っていく以上、「お金」と縁は切れません。
どうせ死ぬまで付き合っていくのなら、きちんとその「お金」というものの
「しくみ」
「概念」
「付き合い方」
を早い段階で義務教育していったら、全然違った日本の未来が開けてくる気が私はするのです!
絶対にこんな不払いだらけの建築業界はおかし過ぎますから!
もし「早期義務教育」に「お金」という学問、教科が加われば、こんな建築業界だってぐっと変わってくるはずです。
確かに本当に根っからの悪も絶対にいます。
しかし無知無学から、望まずして支払い遅延になってしまっている人も相当数いるんだと私は思います。
そんな人らを少しでも救い、減らし、彼らの中に確かな経済観念を築かせる!
そんな展望を抱いて私は、
「さあ今の日本にお金の早期義務教育を!」
と声高に
怒りと願いと祈りをもって社会に叫び、問題提起させて頂いたところで。。
お後が宜しいようで(笑)
またお逢いしましょう。
稲でした。