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稲妻宣言ブログ

㊺足場を味わえよ!

 2020年04月20日

 

いやー


ほんっとに(苦笑)

 

全国民の皆様お疲れ様です。

 

どうも、僕です。

 


最近は気がつくと

 

「足場を味わう」

 

ということを常々若い衆に話している気がします。

 

先日お仕事を頂いた、とある老舗の塗装屋さん。

 

足場バラシの際に素人目で見ても、テキトーにやっつけたのがわかるような箇所が腐る程あって。。

 


お節介なのはわかりますが、ただただ施主様がお気の毒なのと、本当になんか悲しい気持ちになりました。

 


何が特に私悲しかったのかと言うと。。

 


①まず我々素人にすらそれがいい加減な仕事だとわかってしまう事

 

②そしてそれが、何十年も塗装一筋で生きてきた職人のやった仕事だという事

 

です。

 

 


やたら悲しかった。。

 

 


少なくとも私達が知っている一緒に働いた足場歴20年の職人達の仕事は、みんな本当に素晴らしかった。

 

 


彼らの“想い”と“美学”と“経験”と“技術”

 

 


その全てが足場にパンッパンに凝縮されていて、

 

 

度々溜め息とともに本当に感動・感心させられたものでした。

 

 


我々でキャリア約8年です。

 

 


そんな我々のキャリアなど、まだまだヒヨコなんだと感じさせてくれるような

 


“威厳”と“英知”が

 


20年選手の彼らの組んだ足場からはいつだってヒシヒシと伝わってきました。

 

 


でも この老舗塗装屋さんは、おそらくその20年選手の彼らの倍以上のキャリアを持ちながら、

 

私に感動どころか、落胆と失望と悲しみを与えるのです。

 

 


一体何が違うのか。。?

 

 

 

絶対的に仕事を味わってないんです。

 

 

 

日々お金の為だけに塗っている。

 


日々早く帰る為だけに塗っている。

 


安く請けて、安い材料を最小限に使い、とにかく早く現場を終わらせる。

 


ただこなすだけの塗装を、彼はずっとひたすら何十年もやり続けてきたんだと思います。

 

 

もちろん足場屋でもただこなすだけの足場を組んでる人たちも知っています。

 

 


そういった仕事の取り方、やり方をする塗装屋がくれる仕事は、決まって金額も安いです。

 

 


私はこういう類の仕事の仕方は好きではありません。

 

というか私は違うと思っています。

 

 


だからこそ、

 

 


まず私が余裕のある請負金額でお仕事を頂き、

 

できるだけ余裕を持った工期・人数で仕事にあたれるよう配慮、努めています。

 

 


ただこなすんじゃなくて、

 

若い衆には、

 

一棟一棟を大切に、

 

味わって、

 

足場を組める喜びを感じながら、

 

3人現場ならチームプレーを

 

ふたり現場ならタッグコンビネーションを

 

楽しんで組んで欲しいんです。

 

 


ただでさえブラック企業になりやすい足場屋さん。

 

それをこの先も続けてゆくには必ず、

 


色んな意味色んな角度の「感動」が大切なんです。

 

 


一緒に楽しむ仲間

 

働く喜び

 

そして組織みんなでひとつ見る夢が

 

不可欠だと私は確信しています。

 


類は友を呼びます。

 


我々の感動は、お客様の感動を呼ぶんだと我々の背中でもって世の中に伝えたい。

 


さて、今日もじっくり取り組むとしようか皆の衆!

 

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