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103.ルールは大事

 2021年03月29日

ゲームやスポーツには必ずルールが存在しますが、

 

逆に無ければ正直つまんないですよねそんなん(笑)

 

ルールや縛りがあるからこそ

 

ファインプレーが発生してその常軌を逸脱したプレイに感動する訳ですから。

 

足場にも同じような命題がありまして(笑)

 

フルハーネス着用義務であったり、親綱引いて安全フックするのが必須現場だったりとその現場ごとでルールがあったりします。

 

我々作業者からするとそれをするからこそ簡単な施工が大変難儀になったり、

 

手間手順が倍かかってしまったり、

 

はたまた逆にフルハーネスが邪魔をしてイライラしたり、事故を起こすことすらあります。

 


がしかし、

 


やっぱりルールはルールなんですよね。

 


これはひとつのゲームやスポーツで考えればみんな当たり前に守りますよね、守らないと逆になんも面白みも凄味もへったくれもないですから(笑)

 


足場で変換すれば、めんどくさいしみんなそんなんやりたくないから、

 


手間賃が出る訳です。

 


我が社の若い衆もみんな真面目ですが、

 

やっぱり時には頭に血がのぼったり、

 

これじゃ今日中に終わらないと、

 

親綱だったり、フックだったりやらずに夢中になってやってしまうこともたまに発生します。

 


でも、我々はやっぱりプロフェッショナルですし、

 


めんどくさい。

 

確かに逆に危ない。

 

でも元請けがそのルールを提示してきたら、

 

やらねばならないんですよ。

 


それがその現場の原理原則なので。

 


今日のこの現場は、いちいち親綱張って、きちんとフックして、そういうスポーツなんだと(笑)

 


真面目な職長程、自分の目標やノルマ、責任感がきちんとあり、また社長や上司からのパワハラもあるでしょう。

 

でもそこで自分に負けたら、勢いに任せてやってしまったら、

 

それはプロとは呼べないですよね?

 


20キロ近くはある腰道具を付けて、

 

あんな高い場所で、

 

あんな細い足場板上で、

 

流れる川のように滞りなくさらさらと、

 

無事故無違反で、

 

仕事を納めてくるから足場鳶としてお代を頂けてるのです。

 


なので、私は今後もその現場現場で口煩く在りたいと思います。

 


私は今後もどんだけ嫌な顔されようが、若い衆達にルールは守るからこそお代に繋がり、プロなのであると、啓蒙し続けていく努力をしていきたいと思います。

 


職長の気持ちもわかるからこそ、言いづらい日もあるのですが、

 

そこは私が長(おさ)ですから、きちんと言い続けてゆきます!

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