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稲妻宣言ブログ

137.『Z』

 2023年11月29日



先日21歳の見るからに好青年が、

入社面接に来てサクッと合格を勝ち取りルンルンで席を立ってから、

こんな理由で3日後にLINEトークで辞退をしてきました(笑)

理由は、

「飲み会が嫌いで絶対参加したくないので」
「現場は東京だけがいいので」

この時点で今でも飲みニケーションが有効で、

義理人情メインで損得だけで仕事をしない建設業界では、

どちらもほぼ真逆だと思われるので結構探すのが難しいと思います。


稲妻宣言のホームページにある採用情報を見て来たらしいのですが、

一番最初に

「正直今そんなに人が欲しい感じはありません。ただ稲妻宣言を心から大切にしてくれる方であればいつでもうれしいです。」

とハッキリ書いてあるんです。

新人で入って来るのに全く利己的な価値観でしか応募して来てない(笑)


私は稲妻宣言を大切にしてくれる方のみ来て下さいと書いてあります。

まあ21歳ですから仕方ないです(笑)

ただ、彼の思考回路が全く理解できなかった。

初めてジェネレーションギャップを感じ、

今後私は、新しく入ってくる若者達に何を正しく何を間違っていると伝えてゆけばいいのか本当にわからなくなります。

ジェネレーションギャップと言って済ませば良いのでしょうが、

そう言ってしまったら元も子もないし、

稲妻宣言がみんなで培って来た誇りあるこの風土も意味を成して来ないですよね。


筋を通す。

しのごの言わずまずやってみる。

まず相手に一度合わせてみる。

そんなEQ(心の知能指数)全開の我々昭和根性世代の根源だと、

肩透かしにあったかのような利己源的発想のZ世代。

同じ日本人なのにモラルも価値観もまるで違う異星人と遭遇したかのような感覚を得る。

もしかしたら日本より少し文化の遅れているベトナム技能生達の方がむしろ感覚が我々に近い気にすら感じてしまった。

日本の

武士道、道徳、美徳、恥の文化、わびさび、情緒、おもてなし、風流、花鳥風月、典雅、みやび。。

こういったものは、行く末風化の一途を辿り、

それこそ、この私の言っている日本人のプリミティヴな価値観的なそれすら、

まるで「伝統芸能」的な扱いになったりそんな枠に容れられてしまうのではとも感じました。

近々我々昭和的な日本人は、天然記念物扱いになる日が来るのかも知れません。

Z世代って。。なんなんだよ(笑)

それって日本人なのかよそもそも。

なんか悲しかった(笑)

以上です。



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