150.『神聖』
2025年04月30日
光と影と鉄が織り成すマリアージュ。
やはり稲妻宣言の足場は美しいです。
足場の写真を撮っていて久しぶりに息を飲みましたね(笑)
美しい。。
これを掛けた職長は極端に無駄が嫌いです。
足場固定に足場繋ぎでなくあえて当てジャッキで足場を固定するのは、
建物の躯体をできる限り孔をあけて痛めたくないという考えと、
足場解体の際、コーキング補修やタッチアップなどでかかる手間を可能な限り省くというどちらの意味もあるのです。
一番最初レンズを通してこの現景を見た時私がイメージしたのは、
「キリスト教会」でした。
修繕を必要とする普通のアパートのでっかい吹き抜けにある光採りが、足場を掛けたらいきなり教会に化けるとわ(笑)
なんと足場屋ってアーチストなんでしょうか(笑)
家やビルは人間の顔や体、足場はその化粧や服にあたると私は考えています。
考え方、捉え方、感じ方を変えて足場に取り組むだけで、
これほどまで高貴に至高に昇華されるものがある。
それが足場という分野なのです。
稲妻宣言は新しい価値を創造してゆきます。
これほどまでに足場と経験と感性を昇華させることのできた職長に賛美と拍手を送りたいと思います。
これは私の格言ですが、
やはり
「良い足場は良い人格、良い精神から生まれるのです」
私にとっては、この足場が
創業から十数年ただ無心に私を信じついてきてくれた職長の「純心」の現れのように見えてきます。
そしてそれが非常に「神聖」に感じました。
写真右上の黒い部分は「燕の巣」でして、豊作、無病、繁昌、繁栄、子宝の象徴なので、
さらに縁起まで担いでくれて我々にとってマシマシで最高な写真になりました(笑)


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