65.父性
2020年09月08日
血の繋がった実の我が子をぼろ雑巾のように殴り殺す父親がいれば、
我が子を磨きに磨いて大事に大事に世界一のダイヤモンドにまで仕立てあげる父親がいる。
最近とにかく同じ父親としてカッコいいなと思うのは、
亀田三兄弟を世界初三兄弟世界チャンピオンに育て上げ、さらに今は長女まで育成中の亀田史郎です。
youtubeでもほとばしる史郎の
尽きない情熱と創造力
本気で怒る潔さと
そこに見え隠れする愛情の奥深さ奥行きには
本当に頭が下がる。
また、
日本キック史上最高傑作と呼ばれる那須川天心
日本ボクシング史上最高傑作と呼ばれる井上尚弥
子供時代から極真空手の安保三兄弟としてその名を轟かせ、先日K-1のチャンピオンになった安保瑠輝也
亀田父が解体、
那須川父が内装、
井上父が塗装で、
安保父は不明ですが、
これみんな建築業で生計を立てながら、
一般人の父親が
自ずから世界で一番のトレーナーと化して一肌脱いだ結果なのです。
すごくないですか(笑)?
鳶が鷹を育てるというか。。(笑)
安保の父親が
「どうしたら強い子を育てられますか?」
という質問に対し
「強い子供を育てるんじゃなくて、100%自分が子供にぶつかる。自分の時間を割いてどんだけ自分の子供に時間を作れるか?っていう所をどこまでできるか」
なんだと言っていて。
ぐぅーっと効きましたね(笑)
仕事ばっかで息子に何にもしてやれてこなかったので。
私これでも一応昔から後輩が沢山ついてくる方で、
どちらかというと目指される、憧れられる側の人間でした。
喧嘩を教えて欲しいという後輩が沢山来たので小学6年生で渡辺ボクシングジムってのを開いて(笑)
みんな引き連れてロードワークや必殺技を伝授したりしてトレーニングをさせてました(笑)
高校柔道部でも1年生から部長に抜擢されて顧問がやる気なくて来ないので、練習内容は全部私の創作メニューでした。
また、プライベートで今でも私を慕う弟分がふたりいます。
そして、今もこの稲妻宣言で
粒揃いの自慢の若い衆が曲がりなりにもついてきてくれています(笑)
教えることや
伝えること
先導すること
愛は惜しみ無く与えること
自信もありましたし、自分はそういった分野で天性だと思ってました。
父親も偉大な教育者でもありますし。。
でも、完全に勘違い(笑)
おごりでしたね(笑)
子育ては全然違いました(笑)
全く歯が立ちません(笑)
むしろ今一番の悩みです(笑)
勉強
運動
芸術
喧嘩
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お前は一体何が特別にできるんだというぐらい全てが並み。
そんな状態で甘えてきたりすれば、身の毛がよだち、瞬間で私の血が沸騰してしまうんです(困)
「おい!ビシッとしろぉ!ふにゃふにゃしやがって!おまえは何になりてえんだ!」
となってしまうんです(笑)
普段はまずカッとすることがないんです。
でも自分の息子にだけは異常な速度でいきなり怒りが頂点に達してしまうんです。
あ、でも手はあげませんよ(笑)
あって数年に一度あるかないか本当に外道なことをした時だけです。
血が繋がってないと、どんだけでも辛抱強く話を聞いてあげることも、甘えさせてあげることもできてるんですけどね。。
なんだかなあーと(笑)
もはや息子は今では私と二人きりになりたがりません(笑)
私がなんか言ってくるので(笑)
ったくだせえ親父です(笑)
だから亀田史郎が今私の模範でありマイブームですね(笑)
ユダヤ教では、父親として人生最大の仕事は、
息子を立派に育てるあげることなんだそうです。
嫁は私のその異様な息子への豹変ぶりに、
前世でふたりはよっぽどなんかあったのかな(笑)
なんて言って皮肉りますが、
そんなんじゃねーわ!!
って感じで長々とご静聴有難う御座いました。
悩み多き親父さん達共に更正していきましょーーお!