72.レンタルなんもしない人
2020年10月26日
日々忙しくしている事で有名な日本。
「ワーキングアニマル」
「企業戦士」
「ワーキングプア」
など働くことについてのボキャブラリーの数は多い。
そんな中今度は本当に何もしないでお金をもらう人が出てきた。
「何もしない事の価値」
そこを発掘してみたいのが本望のようだ。
to doではなく、to be
するではなく、在ることの深さがよくわかる。
日本ではセックスレスが、他外国より圧倒的に多いのも本当は、
こういった「何もしない事の価値」が他外国より深くわかる人種だからなのかもしれない。
彼が「レンタルなんもしない人」をツイッターで旗揚げした当初は、
交通費と食費のみでそれ以外は無料の設定でやっていたが、
あまりにもお客が殺到して、さばききれない為、一応1利用1万円ラインを引いたらしい。
それでもメディアからの問い合わせ、出演依頼は絶えず、
2年も経たないうちに既に1500件以上の案件をこなして来たらしい。
また、トラブルも一切ないらしい。
しまいには本の出版、DVDの発売までしてしまった(笑)
面白い世の中である。
写真を撮ってくれと言ってもやらない(笑)
電話番もやらない(笑)
コピーを頼んでもやらない(笑)
企画会議でアイデアをお願いしても出さない(笑)
彼は言う「そんな事の価値で喜んでもらいたいんじゃない。そんな事で喜んでもらってもおもしろくない」
ただいるだけ(笑)
皆さんはどう思いましたか?
ちなみに彼は名門大阪大学の大学院まで修了しています。
彼なりの社会へのアンチテーゼなんでしょう。
彼の絶妙な隙間攻めに世間はバズりまくってます(笑)
今日はこれで以上です。